寒いから服を着る

コロンブスの卵」
巻き戻しで見ると、それは当たり前のこととなる。
しかし、順通り再生して見ると、「どうやって卵立てるんだろうな」となる。

寒い→服を着る

服を着るという選択肢は比較的当たり前に出てくること。
しかしそれは、服を着る→暖かい、ということを、誰かに教えられたり、気づかされたりして得た答えではないだろうか。
寒さに直面したとき、誰もが同じ答えを出せるわけではないのではないか。
(例えば今が石器時代なら、「寒い。よし服を着よう」と発想できただろうか)

じゃあ誰が、寒いなら服を着よう、ということを考えたのだろうか。
(寒いなら服を着る、を発明したのは誰か)

石器時代は、服はなかった。
毛皮はあったかな。
毛皮は暖かい。それに毛皮は身にまとうものであることはその毛皮の主(獣)を見れば分かる。
だから、石器時代の人はそれを身にまとった。
時代が下って、それが衣服になった。
それと同時に、寒い→毛皮(衣服)を着る、が習慣になった。
だから、寒い→服を着る、ことは常識になった。

ん〜、寒いな、今日は。いろんな意味で。